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薬剤師の経験年数別平均給料とは

国家資格別

薬剤師の給料は、経験年数や勤務する施設の種類、地域、個々の資格や役職によって変動します。大まかな目役ですが、以下に薬剤師の経験年数に応じた平均給料をご紹介します。

経験年数別の平均給料

  1. 新卒(0~1年)
    • 平均年収: 約400万円~450万円
    • 月収: 約28万円~33万円
    • ボーナス: 年2回、月給の1~2ヶ月分程度
  2. 3年目~5年目
    • 平均年収: 約450万円~500万円
    • 月収: 約33万円~37万円
    • ボーナス: 年2回、月給の1~2ヶ月分程度
  3. 6年目~10年目
    • 平均年収: 約500万円~550万円
    • 月収: 約37万円~42万円
    • ボーナス: 年2回、月給の1~2ヶ月分程度
  4. 11年目~15年目
    • 平均年収: 約550万円~600万円
    • 月収: 約42万円~46万円
    • ボーナス: 年2回、月給の1~2ヶ月分程度
  5. 16年目~20年目
    • 平均年収: 約600万円~650万円
    • 月収: 約46万円~50万円
    • ボーナス: 年2回、月給の1~2ヶ月分程度
  6. 21年目以降
    • 平均年収: 約650万円~700万円
    • 月収: 約50万円~55万円
    • ボーナス: 年2回、月給の1~2ヶ月分程度

特殊な役職や資格の影響

薬剤師の給料は、経験年数だけでなく、役職や取得資格によっても大きく影響を受けます。

  1. 役職手当
    • 主任薬剤師: 主任薬剤師としての役職を持つ場合、役職手当が加算され、月収が数万円程度増加することがあります。
    • 薬局長: 薬局長になると、役職手当がさらに増加し、月収が5万円~10万円程度増えることがあります。
  2. 資格手当
    • 専門薬剤師・認定薬剤師: 専門薬剤師や認定薬剤師の資格を持つと、資格手当が加算され、月収が数万円程度増えることがあります。

勤務する施設の種類

薬剤師の給料は、勤務する施設の種類によっても異なります。以下に主な勤務施設とその傾向を示します。

  1. 病院
    • 平均年収: 約450万円~600万円
    • 病院薬剤師は、患者の服薬指導や薬剤管理、医師との連携などが主な業務です。夜勤や当直がある場合、手当が加算されることがあります。
  2. 調剤薬局
    • 平均年収: 約450万円~600万円
    • 調剤薬局薬剤師は、処方箋に基づく調剤や服薬指導、在宅医療などが主な業務です。地域の需要や薬局の規模によって給料が異なります。
  3. ドラッグストア
    • 平均年収: 約400万円~550万円
    • ドラッグストア薬剤師は、一般用医薬品の販売や健康相談、店舗管理などが主な業務です。販売実績によるインセンティブが加算されることがあります。
  4. 製薬会社
    • 平均年収: 約500万円~700万円
    • 製薬会社の薬剤師は、研究開発や品質管理、薬事申請などが主な業務です。特に研究職は高い専門知識が求められ、その分給料も高めです。

地域差の影響

薬剤師の給料は、地域によっても大きく異なります。都市部では生活費が高いため、地方に比べて給料が高めに設定されていることが多いです。

  1. 都市部(東京、大阪、名古屋など)
    • 給料は地方に比べて高い傾向にありますが、生活費も高いため、手取り収入の実質的な価値は変わらないことがあります。
  2. 地方
    • 給料は都市部に比べて低めですが、生活費が低いため、手取り収入の実質的な価値は都市部と大きく変わらないことがあります。

まとめ

薬剤師の給料は経験年数によって大きく異なり、役職や資格、勤務する施設の種類、地域によっても変動します。都市部と地方でも給料に差がありますが、それぞれの地域の生活費を考慮することが重要です。薬剤師としてのキャリアを積むことで、より高い給料と役職を目指すことができ、専門知識やスキルの向上が収入にも直結します。また、自己研鑽や資格取得を通じて、さらにキャリアを発展させることが重要です。

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