医療系の転職は、資格を持っていれば、簡単に理想に会いそうな職場を紹介してもらえるだろうと想像する事でしょう。
インターネットには、転職サイトが無数に点在し、誰もが簡単に登録は可能です。
転職だけあれば、転職する勇気と登録する作業だけで、あなたは明日からでも転職活動を開始することが可能です。
転職先に望むものが年収や月給などの金銭面だけであれば、案外、簡単に候補先を提示してくれる可能性はあります。
勿論、東京に近ければ近い程、給料面は優遇されますので、地方での転職先探しには苦戦するとは思います。
先ずは、あなたは何目的で転職するのか？
これが一番重要であり、転職サイトに登録した後、貴方の転職エージェントになる人は、職種、給料、勤務地、勤務時間、残業といった条件に見合った転職先を紹介してきます。
エージェントとは、メールや電話でやり取りし、あなたの条件に適しているだろう複数の候補を絞り込み、片っ端から紹介されることが想定できます。
実際に僕も転職サイトに登録し、転職活動を行いましたが、３つ紹介されて、全て同日に面接を受けました。
ちなみに転職サイトや転職エージェントは、勤務先の実態を知ることは出来ません。
医師や看護師なども入れ替わりが激しい現代ですので、居心地の良い職場か否かなどは判断し難いはずです。
ましてや、面接する面接官は、職場の上司であり、人手不足を解消すために良い事しか言いません。
あなたに就職して欲しくてたまらないわけです。
もちろん、あなたの外見や履歴書、受け応え、考え方次第では、「不要」と言われる可能性が十分にありますが、基本的には、早くに人員不足を補いたい、就職して欲しいはずです。
そうなると、両者のせめぎあいが面接という場面で行われ、お互いに懐の探り合いになるのが一般的なのです。
転職サイトは、あなたが登録した地点で、あなたは登録した転職サイトの顧客になり、転職完了と同時に転職サイトに利益をもたらす商品となるということです。
善意だけで紹介しているわけではなく、あなたの転職が完了した地点で、おおよそ年収の２０～３０％が転職先から転職サイトへ支払われるビジネスであるということです。
実際に転職に向いている人、転職に向いていない人というのがいるのか？
ここからは、面接をする側目線でお話ししますが、確実に言えることは、コミュニケーション能力が低い人は、理想の転職がしずらいと感じます。
現代社会は、医師免許があっても、コミュニケーション能力が低ければ、不採用にします。中には、コミュニケーション能力が低くても医師が必要というところはあるとは思いますが、一般的にはコミュニケーション能力を重視するでしょう。
また、前職までの実績や経験も重視されます。看護師であれば、何病棟にいたのか、内科外科経験、役職者であったか否か、退職理由など根掘り葉掘り聞かれるでしょう。
受け応えするにもコミュニケーション能力が必要なことはお分かりだと思います。
一方、転職に向いていない人は、コミュニケーション能力が低い人やどの職場も長続きしていない経歴の人
退職理由を自分目線で話しても、あまりにも短期であちこち転職している人は、書類選考で落とされ、面接まで時間を要する可能性があります。
僕であれば、履歴書を見た地点で、不採用は確定します。
コミュニケーション能力は本当に大切、前職などの経歴も大切ということは覚えておいてください。
